横田 律輝

就活時、私が思い描いていた未来像は「自分の興味があること、好きなことを仕事に繋げる」ことでした。自分が元々好きなファッションだったり、学生時代に経験した教職課程の学びを活かして、当時ライツが取引していない業種のクライアントを担当したいと思っていました。今はその目標達成に向けた準備期間。「進行中の業務でクライアントから信頼を得る」「自分がどんな人間か常にアピールをする」「チャンスがあればすぐに手を挙げる」の3つを意識しながら着実に経験を積んでいるところです。

入社1年目私が最も意識したことは「細部に神は宿る」ということです。こうした意識を持つようになったのは、入社後に仮配属されたチームで先輩社員が作っていた資料の美しさに目を奪われたことがきっかけでした。完成度の高い資料を作れると達成感を味わえますし、それが仕事のモチベーションにもなっています。入社して間もないころに自分がつくった資料は恥ずかしいほどクオリティが低いのですが、そう感じられるということは、自分もこの１年でしっかり成長できている証かもしれません。

現時点での課題は、クライアントや案件に対して自分が主体となって関わることができていない点です。案件に対してスポットでは自分主体で進行できる部分が増えてきているものの、全体を一人で進行するとなった際には、まだまだ抜け漏れがあったり、自分の担当部分で進行を止めてしまうこともあります。それでも案件に対して少しずつ確実に自分が担当できる範囲を増やしていくことで、いち早く一人で案件を問題なく進行できるプロデューサーに近づいていけるよう取り組んでいます。

私は学生時代に教員免許を取得する傍ら、趣味に直結するファッション関連の仕事にも興味を持っていました。それにも関わらず最終的にライツを志望したのは、そうした自分の興味関心を最も総合的に活かせるのが広告会社なのではないかと考えたからです。みなさんも、学生時代の様々な経験をしているでしょうが、そこで獲得した自身の価値を一つのものではなく多角的に捉えてみてください。そうすれば、より大きな、新たな進路が見えてくるはずです。