氏家 萌々菜

大学時代、私が目指していたのは、自分の裁量で働ける環境で「何かを伝える喜び」を仕事の軸にすることでした。学生劇団の広報活動を通じて、「誰かの想いを形にし、人々に届ける」というプロセスの魅力に気づき、それを職業として実現したいと考えたからです。 特に、私が理想としたのは「相手の想いを汲み取り、言語化されていないアイデアを形にする」プロデューサー像です。相手が漠然と思い描く想いやビジョンを的確に捉え、最適な形でアウトプットする。多くの人に「あなたが良い」と言われるようになりたいと思っています。

入社1年目、私が最初に意識したのは、「当たり前のことを当たり前にできるようになる」ことでした。WEBチームに配属されてから、未経験のWEB構成案作りや複数案件の進行管理など、新しい挑戦の連続でした。最初は小さなタスクからのスタートでしたが、任される範囲が広がる中で、優先順位を整理し、計画を立てて進める力が求められる場面も増えました。現在も周囲のサポートを受けながら業務を進めていますが、複雑な業務に対応しながら、自分の担当範囲が広がっていく過程で成長を感じ、さらに次の挑戦へと意欲が高まっています。

現時点で私が課題と感じているのは、全体を見通す力です。特に、複数の案件が同時に進行する際、優先順位の判断や迅速な意思決定が求められる場面で、自分の判断の遅れが進行に影響することがあります。また、すべてを一人で完結させる総合力の不足も課題と捉えています。これらを克服するため、現在はタスクごとにかかる時間を正確に把握し、細分化した上で優先順位を明確にする工夫を行っています。基本的な取り組みではありますが、着実な改善を積み重ねることで、複数案件をスムーズに推進し、プロジェクト全体を動かせる信頼される存在を目指しています。

社会人になった今、ありがたいことに毎日やるべきことがたくさんあります。その中では、うまくいったこともありますが、悔しいことの方が多いかもしれません。それでも、この会社に入って良かったと心から思えています。それは、自分の「軸」を大切にしながら会社を探したからだと思います。 みなさんも大学生活や就活を通じて、自分と向き合い、好きなことや大切にしたい価値観を見つけることが、納得できる選択につながるはずです。焦らず、自分のペースで「軸」を見つけてください。そして、その軸が私たちの会社と合いそうだと感じたら、ぜひ一緒に働きましょう。