三輪 天暉

就活中は、案件のハブとして、クライアントワークに携わりたいという軸で取り組んでいました。全体の進行をリードするため、責任重大なポジションではありますが、案件をスムーズに進めることができれば、関わる人全員が嫌な思いをせずに働くことができ、自分の頑張り次第で全体に寄与できる影響も大きい点に魅力を感じていました。 また、自分が携わったものの全体像を事細かに把握し、案件の最初から最後までを一気通貫して携わりたいという思いも強かったです。そうして関わる領域を増やすことで、多くの分野から知見やノウハウを吸収し、個人としての成長も促せたらと思い描いていました。

入社後は、失敗や反省から学ぶことがほとんどです。ライツでは、早い段階から案件に深く関わることができます。私も入社から半年後に、チームの先輩から引き継ぐ形で案件全体の進行を任され、その案件に関わる全ての業務を行なっています。もちろん、まだ知識や経験が乏しい状態で任されるため、失敗はたくさんありました。しかし、先輩は必ず見てくれており、相談にも快く乗ってくれます。また、大きな失敗がないように気にかけてくれたり、失敗から学ぶべき点を気づかせてくれることも多いです。自分にはまだ早いと感じることにも、積極的に挑戦することで、より多くの学びと成長を得ることができたと思います。

案件全体の流れを意識した上で業務に取り組む力が乏しい状態にあるのが現状です。それは目の前の業務を達成することに精一杯で、その業務は何のために行なっているのか、その業務が終わった後は何をしなければならないのかまで考えられていないことが多いからだと捉えています。 ただ、全体の流れを意識することさえできれば、クライアントからの要望を推測し、先んじて行動できるようになり、滞りなく進行することができるはずです。案件に携わるにあたり、全ての業務を自分事だと意識し、今後発生する業務を洗い出すことが、次のステップアップには必要だと感じています。

就活では、自分に向き合って、自分というものについて深く考える機会が多くあると思います。私はこの自分を見つめ直すということが苦手で、時には自分がわからなくなり、迷走することも多くありました。ただ、この時に苦労して見つけた本当の自分というものは、今でも私にとって大きな判断基準となっており、自分の望む働き方を見つけたり、今後の人生プランを考えたりするのに役立っています。 頭が痛くなるほど自分を見つめ直す機会というのは、後にも先にもあまりないと思います。是非この機会に自分について深掘りして、意思決定の軸にしてもらえたら、今後悔いのない選択が多くできるのではないかと思っています。